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【採用担当必見】面接の重要性・テクニックとは?成功のコツ5つ

  • コラム

人材不足による採用難、即戦力を求める企業の増加などから、採用の難易度は上がる一方。優秀な人材を選考するため、採用プロセスの中で特に重視されているのが面接です。この記事では、面接の重要性と成功させるためのテクニックについてまとめました。面接の際に、ぜひ参考にしてください。

面接の重要性とは

面接は、優秀な人材を採用するために欠かせない選考プロセスです。ここでは面接の重要性について解説します。

●書類だけではわからない能力・適性を確認する
応募者が持つスキルや知識、経験などを直接確認します。履歴書・職務経歴書だけでは把握しきれない部分を質問を通してチェックし、応募者の能力や適性を多角的に評価していきましょう。

●人物の信頼性を評価する
面接は、応募者が信頼できる人物かどうかを確認する場でもあります。どのような姿勢で仕事に取り組んできたか、周囲と円滑なコミュニケーションが取れそうか、向上心はあるか、自社に定着できそうかなどを見ましょう。特に責任のあるポジションの場合、業務の遂行や情報の取り扱いという点から、信頼できる人物を採用することが必須条件といえます。

●組織・チームに貢献できるか確認する
面接で、応募者が「組織・チームに貢献できるか」を確認することは、企業の成功と持続的な成長に直結します。応募者が自らのスキルや経験によって企業にどう貢献できそうか、応募者の価値観が自社に合いそうかなど、面接で直接対話をすることでより具体的に把握できます。

 

面接における4つのテクニック

応募者の本質を見抜くために、心理学的なアプローチを行い面接の質を向上させましょう。4つのテクニックをご紹介します。

●リフレーミング
リフレーミングとは、物事に対して異なった見方をすることで、意味や捉え方を変化させることです。このテクニックを面接に適用すれば、応募者に対し自社をより魅力的に伝えることができます。
たとえば仕事の兼務が多い会社なら、「さまざまな業務が経験でき、若手が可能性を広げられる環境」と表現すれば、短所を長所として伝えることが可能です。

●両面提示
あえて物事のメリットとデメリットの両方を伝えるテクニックです。自社のメリットだけを伝えると、応募者に「嘘では?」と疑いを抱かれる恐れがあります。デメリットを伝えることで逆に安心感を与え、信頼されやすくなります。
両面提示のテクニックを使うときは話す順番に注意し、必ずデメリットを「先」、メリットを「後」に伝えてください。

●エスカレーター効果
「エスカレーター効果」は、物事に対する認識が覆されたときに覚える違和感を利用した手法です。止まっているエスカレーターを乗り降りする際、足が重く感じられます。これは脳が「エスカレーターは常に動いているもの」と認識しているため、その認識を裏切られたことで生じる違和感が原因といわれています。
この違和感を利用して、自社に対する応募者の認識と異なる情報や事実を提示し、印象に残りやすくします。たとえば堅苦しいイメージを持たれている企業が、面接でカジュアルな対応をすれば、応募者の認識と現実とのギャップを感じ強く印象に残るでしょう。

●終末効果
「終末効果」は、最後に知った情報や事実が特に記憶に残りやすいという心理的効果です。たとえば面接の最後にポジティブなコメントや、応募者の長所・優れた点などを強調して伝えます。これによって応募者が面接官、ひいては企業に対して良い印象を持つ可能性が高くなります。

 

面接を成功させる5つのコツ

自社で活躍してくれる社員を獲得するには、面接を成功させることが大切です。ここでは、面接を成功に導くコツについて解説します。

●求める人材を把握しておく
面接を成功させるためには、面接前に「本当に必要な人材」を明確にし、採用に携わるすべてのメンバーに共有しておく必要があります。一般的なイメージに捉われず、真に求める人材を把握するには、まず企業理念を再確認し、企業文化にフィットする人物像を考えます。また、現職の社員にどのような人材が欲しいかヒアリングをしたり、実際に成果をあげている社員が持つスキル・能力を参考にするのも効果的です。

●応募者が話しやすい雰囲気を作る
応募者が安心して話せる雰囲気を作るため、まず面接官が穏やかな表情と声で対応することを意識してください。さらに面接官から自己開示しつつ、面接の流れについて説明すれば、応募者の不安も薄れるでしょう。応募者が話しているときは、適度に相槌を打つなど、傾聴の姿勢を示すことも必要です。

●STARS法で質問する
STARS法とは、応募者の過去の行動・経験に基づき、スキルや能力、価値観などを評価する面接手法です。Situation(状況:いつ、どのような状況だったか)とTask(課題・役割:ゴール設定やチーム体制)を確認し、Action(実際の行動)について掘り下げます。続いて、その行動のResult(結果)を確認し、最後に応募者のSelf-Appraisal(自己評価:成果の成功要因とは)を確認して完了します。
STARS面接の特に大きなメリットは主に2つです。1つは、応募者自身の行動・経験に関する質問であるため、誇張したり嘘をついたりしにくく、応募者の能力やスキルを正確に評価できる点です。
もう1つは、同じ質問を決まった流れで進めるため、面接官による評価のバラつきが少なくなる点です。これらのメリットから、STARS法を利用することで面接が成功する可能性は高まるでしょう。

●応募者に先入観を持たないよう心掛ける
応募者に対する先入観は、客観的な判断の妨げになりかねません。できるだけ公正に判断するために、下記の点を意識してください。
・応募者の外見や特徴をもとに、人格や能力を判断しない
・面接官自身の経験・実績など、自らの過去の成功・失敗体験を基準にしない
・面接官自身の偏見や思い込みに注意する
・独断を避けるため、複数の面接官で評価する

●応募者から評価される場でもあることを忘れない
面接は、企業と応募者が互いに評価し合う場です。人材不足が深刻化し、「就職・転職は売り手市場」といわれている近年は、応募者が企業を選ぶという面がより強くなっているのではないでしょうか
企業と応募者が対等な立場ということを認識し、面接官は応募者に不快感を与えないよう、身だしなみや言動に注意を払いましょう。

 

面接を採用ミスマッチ防止に役立てる方法は?

入社後、社員と企業の双方が期待していた結果にならなかったり、社員が早期退職したりする「採用ミスマッチ」。面接を採用ミスマッチ防止に役立てる方法について考えました。

●自社の社風を詳しく伝える
社風とは企業が持つ文化や価値観、雰囲気などのことですが、ややあいまいな印象を与える表現であり、応募者に説明するのが難しいかもしれません。そんなときは人間関係・評価方法・雰囲気・仕事の進め方などを例に挙げ、できるだけ具体的なエピソードを交えて説明すると良いでしょう。下記に例を挙げました。
<人間関係>
「年齢や社歴に関係なく、フラットに意見を言い合える環境です」
<評価方法>
「業務時間内に仕事を終わらせ、定時に帰る社員が高く評価されます」
<仕事の進め方>
「20代の若手にも大きな裁量を与えているので、速い成長が望める会社です」
<雰囲気>
「有給休暇の取得率は80%以上で、休みを取りやすい雰囲気です」

●自社の社風を詳しく伝える
転職においては応募者のスキルや経験と同様、その人の価値観が自社に合うかどうかの確認が重要です。応募者の価値観を深掘りし、自社との相性を見極めるには、「仕事をする上で特に大切にしていることは?」「仕事のやりがいは?」「成功したと感じるのはどんなとき?」「チームワークで最も大切な要素は?」などの質問が役立ちます。

 

面接+リファレンスチェックで納得の採用を

近年は求職する側の面接テクニックやリテラシーが向上し、しっかり対策をして面接に臨む応募者が増えています。その点でも、応募者の実力を見極めるのが難しくなっているといえるでしょう。
逆に実力があるにもかかわらず、口下手・あがり症などで面接が苦手な応募者は、本来の力を発揮できず不採用になる恐れがあります。
前者は採用後、ミスマッチによる早期離職が危惧され、後者は優秀な社員を採用し損ねることになりかねません。どちらのケースも、応募者・企業の両方にとって大きなデメリットになり得ます。
しかし、リファレンスチェックを活用すれば、応募者の真の実力が確認でき、両者にとってメリットの多い採用が望めます。「面接が期待したほどうまくいかない…」とお悩みの方は、マイナビのリファレンスチェックサービス「TRUST POCKET」を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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・簡単かつ効率的にリファレンスチェックを実施可能
・求職者・推薦者のユーザビリティも考慮し、できる限り歩留まりを軽減
・募集ターゲットに合わせた複数の質問テンプレートを自由に利用できる
・セキュリティ面、法的観点も入念にチェックした上で設計
・採用ニーズに合わせて選べる料金設定

採用のミスマッチを軽減したり入社後の早期活躍に活用するために、リファレンスチェックを実施する企業も少しずつ増加しています。
ぜひご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。

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