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採用のミスマッチとは?なぜ発生するのか?原因と解決策を紹介します

  • コラム

採用した人材に対して、「期待したほど活躍してくれない」「採用してもすぐに辞めてしまい、人材が定着しない」と、がっかりした経験はありませんか?

採用後に早期退職する、実力を発揮してくれないなどの問題は、企業と求職者との間に発生する「採用のミスマッチ」によって起こります。この記事では、採用のミスマッチが発生する原因や企業に与える影響、ミスマッチを防ぐ方法などについて解説します。

採用後に人材を定着させたいと考える方は、ぜひ参考にしてください。

採用におけるミスマッチとは

採用における「ミスマッチ」とは、企業と従業員との間に、企業文化や業務内容、条件面などに関して認識のずれが生じることです。

ミスマッチが起こると、従業員側は「期待したほどやりがいがない」「入社前のイメージと実際の雰囲気にギャップがある」と不満を感じがちです。企業側にとっても、「思ったような成果を挙げてくれない」「早期退職される」というデメリットにつながります。

 

採用ミスマッチによりどんなことが起きるか

採用においてミスマッチが起こると、企業にはどのような影響があるのでしょうか。ここでは、ミスマッチによって起こる問題について詳しく説明していきます。

パフォーマンスの低下

ミスマッチが原因で、従業員が本来の実力を発揮できなかったり、企業が期待していたほど活躍できなかったりすると、モチベーションは低下します。

また、入社した従業員が不満や不安を抱えたまま業務を行うことで、配属先の部署の雰囲気が悪くなる、既存社員のモチベーションにまで悪影響をおよぼすことも考えられます。モチベーションの低下は、パフォーマンスにも影響するのです。

早期退職

採用時のミスマッチにより、企業と従業員との間のずれが大きい場合には、せっかく採用しても早期退職されることもあります。早期退職は、コスト損失につながります。

採用のための求人広告費や採用担当者の人件費などの採用活動コストだけでなく、教育・研修費や離職するまでの給与、社会保険料など入社後のコストまで無駄になってしまいます。

具体的な損失費用の目安として、入社3ヶ月で退職した場合を考えてみましょう。

従業員の給与が25万円/月、採用コストが62.5万円(採用単価+人事および現場社員の人件費など)ほどかかったと想定します。

採用コストに加え、3ヶ月分の給与および諸費用(福利厚生費・交通費・設備投資費など)で112.5万円、教育研修費が12.5万円など、合計すると1人当たり187.5万円がかかる見込みです。

早期退職者が複数人であったり、続いたりした場合を考えると、その損失は決して少なくありません。

※出典:「エン転職」

さらに、早期退職が続くと、対外的な企業イメージの低下を招く恐れもあります。

 

採用ミスマッチが発生する原因

採用におけるミスマッチは、認識にずれがある場合に生じると説明してきました。ここでは、そのミスマッチを引き起こす原因について、さらに詳しく見ていきましょう。

選考時の見極め

経験を積んだ人事担当者でも、書類選考や数回の面接など、限られた時間で求職者の能力や経験、人柄などを見極めるのは難しいものです。

また、求職者が自身の経歴などについて言語化するのが苦手な場合や、実際よりも誇張して話す傾向がある場合などは、さらに正確な見極めが難しく、ミスマッチを起こす恐れがあります。

より正確に求職者の能力、経験、人物像などについて確認するためには、「リファレンスチェック」が役立ちます。

リファレンスチェックとは、求職者について前職または現職で共に働いていた第三者から、面接や書類選考だけでは見極めにくい情報を取得することです。

見極めの精度が向上するため、採用時のミスマッチを防ぐおすすめの方法です。

入社後のフォロー不足

入社後の従業員がスムーズに活躍するためにはフォローが欠かせません。能力が高い人材や経験豊富なキャリア採用の場合でも、周囲からのサポートがなければ、本来のポテンシャルを発揮するのは困難です。

例えば、既存社員と早く馴染めるようコミュニケーションの機会を設けたり、業務理解が進む研修会を開いたり、悩みや不安の相談を受けるメンタル面でのサポートを心がけたりすると良いでしょう。

企業の情報不足

採用のミスマッチを防ぐには、採用する企業側の情報を積極的に開示することが重要です。そもそもミスマッチは、企業文化や勤務時間・形態、福利厚生などの情報と現実に差がある場合に起こります。

また、求職者に企業の価値観や働き方を十分に理解した上で入社してもらうには、給与や福利厚生などの基本的な情報はもちろん、できるだけリアルな情報を開示する必要があります。

企業側はつい、自社にとって都合の良い情報だけを伝えたくなるものですが、それが裏目に出ると求職者の不信感や企業イメージの低下につながりかねません。

 

採用ミスマッチを防ぐ方法

採用ミスマッチが企業に与えるデメリットについて説明してきましたが、それらを防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。採用ミスマッチを防ぐ、具体的な3つの施策について説明します。

選考での見極め力向上

自社と求職者がマッチングできているかを正しく判断するために、採用基準を明確化することが重要です。

特に面接で正しい見極めを行うには、評価の基準や面接時の質問項目をあらかじめ決めておく必要があります。これにより、面接官の主観による認識のずれや評価のばらつきを防ぐことにつながります。

このように、一定の評価基準や質問項目に沿って面接を進める手法は「構造化面接法」と呼ばれ、Google社でも採用されています。

【参考】
【採用担当必見】面接の重要性・テクニックとは?成功のコツ5つ

オンボーディングの拡充

入社した従業員に対し、早い時期から「オンボーディング」を行うことも大切です。オンボーディングとは、従業員が企業に馴染み、すぐに活躍できるよう企業が行う取り組みを指します。

オンボーディングの主な施策例として、次のようなものが挙げられます。

————-
・企業理念や独自のルールを学ぶ研修
・上司と部下が1:1で行い、細やかなヒアリングによりギャップを防ぐ「1on1ミーティング」
・既存社員との交流会
・OJT
————-

また、「リファレンスチェック」は採用前の見極めだけでなく、入社後のフォローにも役立ちます。取得した働きぶりなどのレポートをもとに、入社前に育成計画をたてられるほか、配属先の上司や同僚も受け入れる準備がしやすくなるなどのメリットもあるのです。

情報の発信

自社の企業情報を詳しく発信することも、採用ミスマッチを防ぐ上で重要な施策です。給与や休日数、福利厚生など数字で表せる情報はもちろん、企業文化や職場の雰囲気など、言葉で説明する情報も丁寧に伝えていくと良いでしょう。
また、ポジティブな情報のみならず、ネガティブな情報も開示することを意識してください。何もかも開示する必要はありませんが、できるだけリアルな情報を伝えるようにしましょう。

 

リファレンスチェックは採用ミスマッチを減らす有効な手法

採用ミスマッチが起こる原因や企業に与えるデメリット、採用ミスマッチを減らす方法などについて解説してきました。採用ミスマッチを減らすため、特に重視したいのが求職者の能力や知識、経験などを正確に見極めることです。

しかし、選考や面接には採用担当者や面接官の主観が入ったり、求職者が自分の実績を誇張したりするケースも少なくないため、正確に判断するのは非常に難しいといえます。

そんな時に役立つのが、第三者の視点からの情報が得られるリファレンスチェックです。後悔しない採用をするために、リファレンスチェックを上手に活用してください。

 

まとめ

採用ミスマッチを防ぐには、自社内で選考時の見極め力を向上させたり、入社後に適切なフォローを行ったりする以外に、第三者的な視点で情報を確認することが欠かせません。

リファレンスチェックで企業と求職者との間で相互理解を深め、採用のミスマッチを防ぎましょう。マイナビのリファレンスチェック「TRUST POCKET」をぜひご検討ください。

 

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・簡単かつ効率的にリファレンスチェックを実施可能
・求職者・推薦者のユーザビリティも考慮し、できる限り歩留まりを軽減
・募集ターゲットに合わせた複数の質問テンプレートを自由に利用できる
・セキュリティ面、法的観点も入念にチェックした上で設計
・採用ニーズに合わせて選べる料金設定

採用のミスマッチを軽減したり入社後の早期活躍に活用するために、リファレンスチェックを実施する企業も少しずつ増加しています。
ぜひご興味があれば、お気軽にお問い合わせください。

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