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【2025年6月最新版】リファレンスチェックサービス徹底比較5選

  • リファレンスチェック

採用活動において「人材の見極め」は極めて重要なプロセスです。しかし、履歴書や面接だけでは候補者の本質を見抜くことは難しく、採用後に「思っていた人物像と違った」と感じるケースも少なくありません。

そうした採用ミスマッチを防ぐために、近年注目されているのが「リファレンスチェック」です。

本記事では、リファレンスチェックの基本的な仕組みから、導入が求められている背景、実際の運用フロー、さらには複数のリファレンスチェックサービスの比較まで、網羅的に解説しております。

リファレンスチェックとは?

リファレンスチェックとは、採用候補者の過去の業務実績や人柄を確認するために、候補者が以前働いていた職場の上司や同僚に問い合わせを行うサービスです。
これにより、候補者が本当に適任かどうかを判断するための情報を得ることができます。

今リファレンスチェックが必要とされている理由

主に以下の3つのポイントに集約できます。

1.採用ミスマッチの防止

候補者の過去の職務態度や実績を確認することで、書類や面接だけでは見抜けないギャップを事前に把握し、入社後のミスマッチを防ぐ事が出来ます。これにより、企業は適切な人材を採用し、早期離職を防ぐことができます。

2.経歴・実績の客観的裏付け

候補者が履歴書や職務経歴書に記載した内容が正確であるかを第三者に確認することで、誇張や虚偽の情報を排除できます 。これにより、企業は信頼性の高い情報を基に採用判断を行うことができます。

3.人物像・カルチャーフィットの確認

候補者の勤務態度や同僚との関係性などを多角的に把握し、企業の組織風土に合った人材かどうかを見極めることができます。これにより、企業はチームに適した人材を採用し、職場の調和を保つことができます。

リファレンスチェックサービスの比較ポイント

質問内容の充実度

リファレンスチェックサービスの選定において、質問テンプレートの充実度は重要な比較ポイントとなり、質問テンプレートが充実していない場合、効率的に必要な情報を十分に収集できない可能性が高まります。
また、質問項目のカスタマイズ性も重要な選定基準です。カスタマイズ性が高いことで、企業の特定のニーズや役職に応じた適切な質問を設定でき、より精度の高いリファレンスチェックが可能となります。

実施形式

リファレンスチェックには一般的にオンライン完結型やヒアリング型の2つの形式があります。オンライン完結型は手軽に実施でき、時間とコストを節約が可能です。
一方、ヒアリング型は詳細な情報を得ることができるため、候補者の適性をより深く評価できますが、時間調整の難しさやリードタイムが長期化しやすいので取得率は下がる傾向があります。

費用

リファレンスチェックサービスの料金は主に従量課金制や定額制など、さまざまな料金プランがあります。
従量課金型の相場は10,000円〜41,800円、定額制は月額 10,000円〜60,000円程度となっております。
またサービスによっては初期費用が掛かる場合もあります。

なりすまし防止対策

リファレンスチェックサービスがなりすまし防止対策を備えているかを確認します。
サービスを行う上で候補者の友人や家族によるなりすましが発生するリスクがあります。本人確認の手法がしっかりしているサービスを選ぶことで、信頼性の高い情報を得ることができます。

バックグラウンドチェック対応

リファレンスチェックサービスがバックグラウンドチェックに対応しているかどうかは、重要な判断材料の一つです。
バックグラウンドチェックとは、候補者の経歴詐称や犯罪歴の有無、SNSでの問題行動などを調査する手法です。
日本では個人情報保護法により、本人の同意が必要となりますので、慎重に依頼する必要があります。

<関連記事>リファレンスチェックとは?その重要性と実施方法

TRUST POCKET(トラストポケット)

概要

トラストポケットは、マイナビが提供するオンライン完結型リファレンスチェックサービスです。
採用候補者は過去に積み重ねた実績を客観的に証明でき、 企業は第三者の評価を参考に採用のミスマッチを軽減できる。
これまでの採用・転職活動における課題を新しい方法で、 より精度の高いマッチングを実現しています。(参考:https://www.trustpocket.mynavi.jp/)

特徴

約21万社の採用実績とノウハウをもとに、職種や役職に応じた50種類以上のアンケートテンプレートを用意。
企業独自に質問をカスタマイズすることも可能です。
また、行動経済学に基づいて候補者や推薦者の負担を軽減しつつ選考でのアピールに繋がる質問設計を実現しているため、平均4日、80%を超える高い取得率を誇ります。
さらにプライバシーマークの取得や第三者による脆弱性検査を通じて高いセキュリティと法的準拠を確保したサービスのため、安心してご利用いただくことが可能です。

費用

従量課金プラン:
1万5,000円/件(4件目まで)
5件目以降:1万円/件
定額制プラン: 月額3万円~ ※利用上限なし
※従量課金、定額制プラン問わずCSによるフォロー対応あり

back check(バックチェック)

概要

バックチェックは、採用候補者の前職の上司や同僚から推薦情報を取得し、面接だけでは分からない能力や性格を把握するオンライン完結型のリファレンスチェックサービスです。

(参考:https://site.backcheck.jp/)

特徴

すべてのプロセスがオンラインで完結し、平均3日でリファレンス情報を取得が可能。
リファレンスチェックの回答率は90%以上、迅速な情報収集が可能です。またスタートアップから大手企業まで、556社以上が導入しており。
リファレンス回答者数は9,500名以上、利用継続率は99%以上と高い満足度を誇ります。
さらには導入前後のサポートが充実しており、企業のニーズに合わせた提案や効果検証を実施してします。

費用

初期費用:無料
従量課金:1万5000円/件
定額制:60万円/年 120万円/年 ※月額固定料金で利用可能
コンプライアンスチェック:3万円~

ASHIATO(アシアト)

概要

ASHIATOは、エン・ジャパン株式会社が提供するリファレンスチェックサービスです。
候補者の現職や前職の上司・同僚からのレビューを集め、過去の活躍ぶりを可視化することで、企業にフィットする人材の採用を支援します。

(参考:https://ashiatohr.com/)

特徴

従来のネガティブチェック中心のリファレンスチェックとは異なり、アシアトは候補者の強みや活躍のヒントを引き出す設計が特徴です。
独自の質問テンプレートや行動経済学に基づいた設計により、入社前の見極めだけでなく、入社後の活躍や定着にも役立つ情報を提供しています。
また、面接官向けのアドバイス機能や、英語対応、セキュリティ対策(脆弱性診断済み)、レポート閲覧権限の細かな管理、反社チェックなどのオプションも備えており、法的・情報セキュリティ面でも安心して利用できるサービスです。

費用

初期費用:無料
チケットプラン: 30万円/10件まで
定額課金プラン: 5万円~/3件まで

HERP Trust(ハープトラスト)

HERP Hire

概要

HERP Trustは、採用候補者をよく知る人物から推薦情報(リファレンス)を取得することで、面接だけでは分からない能力や性格を把握できるリファレンスチェックサービスです

(参考:https://www.herptrust.cloud/)

特徴

誰でも使いやすいシンプルな操作画面と、1名あたり2.5万円(税抜)という明瞭な料金体系が特徴です。

また、本人確認機能や性格傾向レポート、バックグラウンドチェックとの連携により、採用の制度を高める事が可能。

さらには、推薦取得後に回答者と直接やり取りができ、追加で聞きたいことを自由に質問できます。

費用

初期費用:無料
チケットプラン: 10万円/4件まで
定額プラン: 18万円~/10件まで
コンプライアンスチェック:1.5万円/件

MiKiWaMe Point(ミキワメポイント)

MiKiWaMeロゴ

概要

MiKiWaMe Pointは、株式会社HRRTが提供するリファレンスチェックサービスです。採用候補者の前職の上司や同僚から推薦情報を取得し、面接だけでは分からない能力や性格を把握することができます。

(参考:https://mikiwame-p.jp/)

特徴

初期費用が無料で、月額11,880円(税込)という低コストで利用できる使い放題プランを提供しております。

また、反社会的勢力との関係を確認するための「反社チェック機能」もオプションとして用意されており、採用リスクの軽減に貢献します。
質問形式も多様で、業種や職種に応じて自由にカスタマイズ可能な記述式質問に加え、A〜Eの5段階で評価される選択式質問も利用ができます。

さらに、平均3営業日でリファレンス情報を取得できるため、選考スピードを落とすことなく、スムーズな採用活動を実現します。

費用

初期費用: 無料
月額料金: 11,880円
反社チェック: 11,000円(追加で)

まとめ:自社に最適なリファレンスチェックサービスを選ぶために

リファレンスチェックサービスは、採用の精度を高め、ミスマッチを防ぐための有効な手段です。各サービスにはそれぞれ特長があり、コスト、スピード、操作性、調査の深さなど、重視すべきポイントは企業ごとに異なります。

たとえば、コストを抑えつつ多くの候補者をチェックしたい企業には、月額定額で使い放題のサービスが適しています。

一方で、一人ひとりを丁寧に調査したい場合は、従量課金型でバックグラウンドチェックまで対応しているサービスが有効です。

また、面接の質を高めたい企業にとっては、リファレンス結果をもとにした面接アドバイス機能があるサービスが心強い味方になります。

最終的には、自社の採用フローや人材要件に合ったサービスを選ぶことが、最も効果的な活用につながります。

この記事を参考に、ぜひ自社に最適なリファレンスチェックサービスを見つけてください。

この記事を書いた人

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TRUST POCKET 運営事務局

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