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即戦力採用を成功させるポイント4つ!選考時・入社後の注意点は?

  • コラム

「即戦力採用をしたいが、採用時の見極めが難しい…」
「どうすれば即戦力採用をすることができる?」そんな悩みを持つ企業が多いのではないでしょうか。

即戦力採用ができれば、育成コストの削減や生産性の向上、組織全体の成長など、多くのメリットが期待できます。しかし、現状では多くの企業が即戦力採用に苦労しているようです。

この記事では、即戦力社員を採用するメリットや課題、採用の注意点、即戦力になる人材を見極めるポイントなどを解説します。

 

即戦力採用とは?

ビジネスにおける「即戦力」とは、教育をしなくても入社後すぐに企業が求める実力を発揮し、活躍できる人材を指します。即戦力の人材を採用できれば、企業は育成のコスト削減や業績アップにつながるなど多くのメリットが期待できます。

企業において即戦力となる社員とは?

即戦力社員とは、業務に必要なスキルや経験はもちろん、コミュニケーション力や、企業風土の理解力、企業に適応できる柔軟性などを備えている人材ではないでしょうか。

しかし、少子高齢化による採用の競争激化や、即戦力となる人材を見抜く難しさなどの理由から、即戦力採用に苦戦している企業は少なくありません。

即戦力となる人材は企業によって異なる

「即戦力」といっても、企業やポジションによって求められる知識やスキル、経験は異なります。

例えば、一般社員に求められる即戦力としては、知識や資格、実務経験、リーダーシップなどがあります。一方、管理職に求められる即戦力としては、業務の遂行に必要な知識・スキルなどは大前提として、マネジメント実績、人材育成力、さらに自己革新力などが挙げられます。

また、同じ管理職のポジションであっても、歴史ある中小企業、創立5年程度のベンチャー企業、そして新しいビジネスモデルを構築するスタートアップ企業では、求められる力が異なります。

そのため、自社が本当に必要としている「即戦力」とは何か、あらためて考えてみてください。

 

即戦力社員を採用するメリット

即戦力社員を採用する3つのメリットについて解説していきます。

1.育成コストの削減につながる

即戦力社員を採用する大きなメリットの1つが、育成コストを削減できることです。

新卒社員の場合、ビジネスマナーや業務に必要な知識、企業理念、コンプライアンスなど、一から教育しなければなりません。社内で教育を行う場合は人手と時間がかかりますが、人手不足で悩んでいる企業の場合、それらを捻出する余裕がないというのが実情ではないでしょうか。

一方、外部に委託する場合は費用がかかりますが、どちらも即戦力社員を採用できれば、教育の手間が省け、人材育成コストを大幅に削減できます。

2.人材不足の解消になる

日本では少子高齢化の加速により、生産年齢人口に該当する15~64歳の人口が減少し、人材不足を招いています。

内閣府によると、2020年に7406万人であった生産年齢人口が、2065年には約4割近く減り4529万人になるといわれています。

今後さらに労働人口の不足が見込まれる中、即戦力として企業に役立つ社員を雇いたいと考える企業が増えていくでしょう。
参考:人口減少と少子高齢化|内閣府(PDF)

3.短期間で活躍してもらえる

即戦力となる人材を採用できれば、培ってきたスキルや経験を活かし、現場での早期の活躍が期待できるでしょう。

短期間に具体的な成果を出せるのは、企業にとって大きなメリットです。特に競合企業に勤務した経験がある社員なら、過去に得たノウハウや人脈によって、自社に新たなビジネスチャンスをもたらしてくれる可能性があります。

 

即戦力採用をするうえで採用担当者が抱える悩みと課題

即戦力社員は企業に数々のメリットをもたらしますが、実際に採用するにあたって、課題も少なくありません。

ここでは、多くの採用担当者が抱えている悩みについて解説します。

即戦力になるかどうか、見極めが難しい

一般的に、即戦力を期待されるのは新卒より中途入社です。しかし、新卒に比べ中途採用の方が難易度は高いといわれています。

その理由は、新卒と中途の経験の有無にあります。

新卒は経験がない分、個人の資質やポテンシャルなどにポイントを絞って合否を決められます。しかし、中途入社の場合は経験している業務内容が多種多様であるため、単純に比較できないことが多いのです。

さらに、スキルや能力において、企業が求めるレベルと応募者が自認するレベルが乖離している恐れもあります。そのため、第三者の視点が必要になる場合もあるでしょう。

また、スキルや経験だけを重視するのではなく、「前職での仕事の進め方にこだわらず、企業風土を理解し柔軟に対応できるか」など、性質についても見極める必要があります。短時間の面接で、能力から人物まで見極めるのは簡単なことではありません。

なかなか実力を発揮してもらえない

即戦力に期待をかけて採用した社員が、なかなか活躍してくれないケースもあります。

特に、新たな環境で自社の方針や既存の社員たちに馴染むのに時間がかかると、スムーズに実力を発揮できないことが多いようです。その場合、即戦力社員が配属された部署の雰囲気が悪くなるなど、社内に悪影響を及ぼす恐れもあるため注意が必要です。

早期離職してしまう

会社に馴染めない、周囲の期待に応えるような活躍ができない、思ったほど過去の経験を活かせないなどの場合、即戦力を期待した社員が早期離職してしまう場合もあります。人材が定着しないだけでなく、採用にかけた時間や費用が無駄になる上に、企業のイメージダウンにつながる場合もあります。

 

即戦力採用を成功させる4つのポイント

即戦力社員の採用を成功させるにはどうしたら良いのでしょうか。成功させるための4つのポイントについて解説します。

即戦力となる人材を定義する

真に活躍してくれる即戦力社員を採用するには、必要な能力・経験はもちろん、自社の社風や独自のルール、求められるポジションなどにマッチする人材かどうかを確かめておくことが必要です。

そこでおすすめしたいのが、理想の人物像(ペルソナ)を定義しておくことです。

まず、自社の目標やビジョンを明確にし、効率的に実現するにはどのような人材が必要かを考えます。併せて、どんな人材が良いか、経営側だけでなく現場の意見も聞いておきましょう。

例えば、現場ではどのような能力や経験、価値観を持つ人を求めているのかを確認しておきます。経営層との意見にずれが生じるかもしれませんが、両方の意見をよく検討した上で、優先順位をつけていきましょう。

求める人物像が明確になったら、採用活動の関係者全員で共有しておくと、選考の際にばらつきが出にくくなるはずです。

応募者が必要な経験・知識などを満たしているか

即戦力社員を採用するためには、業務の経験年数やスキルのレベル、資格の有無などを細かく確認しなければなりません。特に異業種・異職種からの転職の場合は、ポータブルスキルを含め、より慎重にチェックしましょう。

同時に、応募者が実績を誇張していないか、面接で確認する必要があります。

例えば「このプロジェクトについて、成功までの流れを具体的に説明してください」「この実績について、詳細および周囲からの評価について、数値も交えてお話しください」など、掘り下げて質問すると事実を見極めやすくなるでしょう。

ただし、あまり細かく根掘り葉掘り聞き出そうとすると、圧迫面接ととらえかねないので注意が必要です。

事前に「リファレンスチェック」を行えば、面接での補助情報としても活用できます。リファレンスチェックとは、書類や面接だけではわからない応募者の情報を、前職・現職の上司や同僚に確認することです。

第三者への事実確認、客観的な意見や本人の働きぶりなどがわかるため、面接の際に整合性を確認し、深堀りすることができます。より深く候補者を理解するためにも「リファレンスチェック」は有効です。

採用時、多角的な視点から人物を見極める

面接では担当者ひとりの意見で決めてしまわないよう、2名以上の面接官が対応し、多角的な視点で判断するようにしましょう。

専門職の場合、実際に業務に携わっている社員を同席させると、より細かい点まで見極められます。

また、趣味や休日の過ごし方など、合否には関係のない質問をしてみると、応募者の人柄を知る一助になります。

入社後、速やかにオンボーディングを実施する

「オンボーディング」とは、新卒・中途など新しく入社した社員が早期に活躍できるよう、企業に馴染むためのサポートを行うことです。

知識やスキル、経験を活かして活躍してもらうには、できるだけ早く新しい環境に慣れることが重要です。オンボーディングで既存社員とコミュニケーションする機会を設ける、業務に関して必要な知識を補足する研修を行うなどの対応をすれば、即戦力社員がスピーディーにパフォーマンスを発揮できるきっかけになるでしょう。

また、リファレンスチェックで取得した働きぶりなどのレポートは、実は入社後のフォローにも役立ちます。入社前に育成計画をたてたり、配属される側の上司や同僚も受け入れる準備がしやすくなるといった利点もあります。

 

即戦力採用の成功に向け、リファレンスチェックの積極的な活用を

企業にとって多くのメリットがある即戦力社員の採用を成功させるには、理想とする人物像の定義や経験・スキルに関するチェックなど、注意すべきポイントがたくさんあります。その際、非常に役立つのがリファレンスチェックです。後悔しない採用を行うためにも、マイナビのリファレンスチェックサービス「TRUST POCKET」を活用してみてはいかがでしょうか。

 

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・簡単かつ効率的にリファレンスチェックを実施可能
・求職者・推薦者のユーザビリティも考慮し、できる限り歩留まりを軽減
・募集ターゲットに合わせた複数の質問テンプレートを自由に利用できる
・セキュリティ面、法的観点も入念にチェックした上で設計
・採用ニーズに合わせて選べる料金設定

採用のミスマッチを軽減したり入社後の早期活躍に活用するために、リファレンスチェックを実施する企業も少しずつ増加しています。
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